大人になれない。
ああ、大人になりたい。
大人になりたいと思い続けて、気づけば二十歳になってから二年も経っていた。
まず大人の定義とは難しい。
自制心、独立性、自律性。。などなど
みんなそうだというが、この年になっても、『自分大人になったなあ』と思うことって
なかなかに少ない。
気づいたらこの年齢。
わたしはいつ、「大人」になるのだろうか。
今日気付いたが、わたしは怒りをうまく表現できない。
こどもだなあと、感じてしまった。
バレンタインデーに、彼氏にデートの約束をすっぽかされて(私との約束ではなく友人を優先したようです・・)ものすごく腹が立っていた。
でも、不機嫌になるとかしか、うまく感情表現ができなかった。
結果私は、不満をため込み、ストレスへと変化。
私は小さいころから、家庭の中で怒ったことなどほとんどなかった。
涙を流したこともあまりなかった。
よく笑い、よく微笑み、よく甘えた。
・・両親が喜ぶから。
考えたら、この時からわたしの『大人になれない病』は始まっていたのかもしれない。
体の具合が悪い父、入退院を繰り返す祖父母、夜に酒に酔い長女である私に
さんざん愚痴をこぼす母、。。
わたしはたくさん我慢した。
自分の具合が悪くても、大丈夫大丈夫と言い張った。
・・・本当は、見てほしかった。わたしの心の奥を。
いい子で居続けるのは、今考えると本当に苦しかった。
いい子ね、優しい子ねって言われるたびに、治りかけのかさぶたをはがされた感じになった。
そっか、わたしに求められるのは、この役割なんだって、思ったんだよね。
よく手の爪を噛んで注意された。みっともないし、衛生上よくないことはわかっていた。
でも、やめられなかった。家庭内でうまくいかないとき、爪の先だけは、いうこと聞いてくれるんだよね。単純だけど、剥いたら剥けてくれるもん。
痛いときもあるけど、痛いと自分って感じがするんだもん。
書いてて思う、私病んでたかも(笑)
それでまた言われる、爪噛んじゃだめよって、ほんとはね、そんな言葉じゃなくて、
「どうしたの?なにか困ってることがあるの?」って・・
聞いてほしかったんだよね。
ああ、書いてて泣けてきたぜ(笑)
と、小学生ぐらいの時の回想をしてみた。
ブログ始めた昨日、誰か共感うんぬん・・書いたけどもうどうでもいいかも。
わたしが、自分のために吐き出したい。
もう少しお付き合いを(笑)
nako